シリーズ展望

初夏の日差しが心地よい時期に、ボートレースまるがめでは「G1京極賞開設66周年記念競走」が開催される。日程は、5月31日(木)から6月5日(火)までの6日間。ボートレース界を代表する豪華な顔ぶれが、ここ丸亀に集結する。

中でも優勝候補の一角に挙げられるのが、地元・森高一真だ。 ひときわ気合の入る地元の周年記念というだけでなく、同タイトルは11年大会を制している。昨年もG1戦1勝を含めSG・G1戦線を戦い抜き、年末には住之江でのグランプリにもトライアル組として出場するなど、実力・実績の高さからも、今回もシリーズをけん引する存在となりそうだ。

また、地元勢といえば重成一人、村越篤、三好勇人、片岡雅裕、近江翔吾らが参戦し、強豪たちを迎え討つ。ナイター場である丸亀におけるこの時期は、昼夜の気温差が大きく、エンジン調整が難しい。それだけに、地元としてのアドバンテージは結果にも大きく影響しそうだ。

遠征勢の強豪の中で、まず名前を挙げたいのは峰竜太だ。当地で昨年7月に開催されたオーシャンカップでは、涙のSG初優勝を飾ったことも記憶に新しい。その後の全国的な活躍も周知の通りで、丸亀では今年3月に行われたG3戦でも優勝している。人気・実力・水面相性と三拍子揃っているだけに、今大会でも優勝戦線を大いに賑わせてくれるだろう。

また、同タイトル前回覇者中田竜太にも注目だ。昨年の京極賞でG1初優勝を飾ると、勢いもそのままにヤングダービーでも優勝し、一気にブレイク。今年に入っても地元・戸田の周年記念で優勝するなど、完全にトップレーサーの仲間入りを果たしている。さらなる進化を遂げて今回は、同タイトル連覇に挑む。

昨年の中田竜太のようにブレイク寸前といえば、金子拓矢の名を挙げたい。これだけのメンバーに入ればまだ伏兵という評価をせざるを得ないが、元々丸亀水面との相性は抜群で、全国勝率と比べても丸亀勝率の方が1点以上も高く、丸亀での直近5節では全て優出、その内1回を優勝している。今年に入っては江戸川で行われた関東地区選でG1初優勝も決めた。その勢いで同タイトルを制覇し、ブレイクを確実なものとするか。

その他にも、ボートレース界の王者松井繁をはじめ、昨年11月にここ丸亀で24場制覇を達成した服部幸男。今年すでにG1を2勝している前本泰和など、ベテラン勢も濃厚な顔ぶれとなっている

豪華メンバーゆえ名前を挙げ出せばキリがないが、どの選手も優勝できるだけの力をもっているだけに、今大会も一瞬たりとも目の離せない熱いレースに期待できそうだ。